それで無かったことにするのですか
SIGMA DC 18-50mm 1:2.8 EX MACRO
森さんが辞めるようですね。
この手の政治家の失言騒動にはいつもいつも脱力します。
「発言を撤回し、謝罪します」
が定番のコメント。
それで無かったことにするのですか。
テレビを見ながらそう思ってました。
本当に言ってほしいのは、
「発言は間違っておりました。私はこれからこういう考えは改めます。申し訳ございませんでした」
では、ないでしょうか。
発言を撤回したからいいんじゃないの、などと言っている某幹事長も同じで、結局は言ったことは間違ってないと腹の中では思っている。古い政治家の弁はいつも同じ。彼らは何も変わっていかない。だから失言を繰り返す。
考え方を変えてください。
でも、そんな政治家たちが選挙のたびにまた当選してやってくる。どうやら我々には我々のこうした思いを伝える手段があまりに少なそうだ。国民が真っ二つに分断されたアメリカの騒動は行き過ぎと思うが、自分を信じる政治家を皆でとことん応援し、そこここで議論をしている国を羨ましいと思う。
ただ、今度の辞任は、多くの女性たちが動かしたといっていい。ネットで集めた発言への異論表明署名が15万人近くになり、スポンサーを動かし、結局IOCが折れた。これからはこうしたやり方でも良い。そんな民意の示し方が出てきたことは喜ばしい。
ともあれ、今度は川淵さんが代表を務めるらしい。あの方はとても正直な人の印象がある。コロナ対策を十分行って東京五輪は実施していただきたい。夜明けを待ちたい。
追記
この記事を書いた後に、川淵さんの後任が白紙になりました。森さん個人の意向が組織に否定されたわけです。安易に引き受けた体のある川淵さんはちょっと気の毒な気もしますが、やはり後継者は組織がキチッと決めるべきであると思いますね。さて誰が後任となるのか、楽しみです。
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