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天使と悪魔

先週末、ようやく映画を見にいった。

新百合ヶ丘で 天使と悪魔


原作は文庫本3冊分のボリューム。これを2時間の映画にまとめるのは少々難しかったかも。

だから、秘密結社イルミナティとバチカンの対立構造、そこに目をつけた暗殺計画の謎解きと、その仕掛けに翻弄されるラングドン教授たちの思考の過程を説明するのがたいへんだったように思う。

原作には謎と、その謎解きの解説が多く含まれている。だから、めっぽう面白い。しかし、限られた時間のなかですべてのどんでん返しを描ききらねばならないのだから、細かいところはすっ飛ばすしかないでしょう。そこは割り引いて考えましょう。

なまじ原作を読んでしまうと、少々物足りなくもありますが、原作を読んでいなくても、わが妻などは、けっこう面白がっておりました。なにせ凝縮されてテンポがいいので2時間があっという間にすぎてしまいます。ぼくも十分映像を楽しんでおりました。

どんでん返しに次ぐどんでん返しで、まったく退屈している暇はありません。飲み物を買っていっても飲んでいる時間は無いかも。

そして映像。

ローマという古代都市、今に生きている遺産が謎解きパズルのピースになっているのだが、その町の情景が綺麗に撮れていて、ぼくなどは単純だから、やっぱりローマには是非行きたいと思ってしまった。

ベルニーニの彫刻はいいですね。「聖女テレサの法悦」実物を見てみたいものです。

サンタンジェロ城の天使の彫刻もじつにすばらしい。こんな遺跡が残っている都市というイメージがあまりなかっただけに、ぼくには映像が本当に新鮮でした。

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