風
食事は楽しみである。美味しい食事は心も満足できる。
もし、食事が単なる餌のようになってしまう日が来るとしたら、何を楽しみに生きていかなければならないのだろうかと、突然不安になってしまった。
人口爆発が起きると、世界的な食料不足が起きるらしい。あまつさえ、新興国では食に対する要求水準が上がってきた。肉の消費量が増えているらしい。
全世界的な寿司ブームで蛸が品薄らしい。マグロもそのうち食べられなくなりそうだ。資源枯渇が心配されており、黒マグロ一本1000万円で某大国の人が競り落としたことが話題になった。
膨大な人口を擁する某大国が日本食に目覚めたらしい。
ぼくは自炊が主体なので、今はなるべく野菜が不足しないよう考えて食事を作っている。ご飯鍋でご飯炊きをするのも楽しい。魚の開き(カマスが大好き)など焼くのも楽しい。
で、作り終えてから缶ビールをぐいとやって、一人静かに食べる。
今は、その時間がひとつの娯楽というか趣味というか、息抜きというか。その楽しみ、いつまでも無くしたくないところだ。心配しすぎか。
さて、明日から天気は下り坂らしい。湿った風に高圧電線がヒュウと鳴った。
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