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チェ、28歳の革命

朝、カーテンを開けたら空が真っ白で、チラチラと雪が舞っていた。この冬初めての積雪。

090112

といってもその雪はすぐに溶けてしまった。

で、まだ雪がちらつく中、近所にあるシネコンへ『チェ、28歳の革命』を観にいった。

エルネスト・チェ・ゲバラ、という人物のことは良く知らない。昔、ベレー帽をかぶり髭をはやした戦闘服姿の写真を見たことがある程度で、革命後キューバの父、カストロと一緒に闘った不遇の英雄、というようなイメージしか持っていなかった。

なのだが、この映画の予告編を見たとき、どうしたわけか、これは観ておきたい映画なのだと思ってしまったのだ。

映画は、ゲバラが革命後国連総会で演説をするためにニューヨークへ行き、インタビューに答えるところと、革命前(ぼくが生まれた年あたりだ)、ゲバラとカストロ二人が出会う場面とが交錯しながら始まる。

ゲバラがアメリカを中心とする国際社会から、虐殺者として糾弾され、敵対視される一方、キューバの市民からは圧倒的に支持されて、革命を成功させていく流れが同時に理解できるようなシナリオとなっている。

だから、キューバ革命を現代のぼくらがどのように考えるべきかもわかる。

映画には残酷な戦闘シーンはないが、ゲリラ戦争らしい緊張感にあふれており、政府軍の砦などを襲撃し陥落させていくところなどは引き込まれてしまう。2時間強の長さは感じない。

農民を尊敬し、彼らからは搾取しないという規律を厳守しつつゲバラ自信と仲間が成長していく過程は面白い。一方、国際社会では孤立しつつも自身の考えを雄弁に語るゲバラを演じているベニチオ・デル・トロには存在感がある。

この映画は二部作で、この後続編が公開される。ゲバラの生涯を理解するために続編も見る。楽しみである。

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