十日ゑびす市
わが故郷の町では、1月10日は十日市の日といって、市内にある西宮神社(通称ゑびす神社)の市がたつ。ぼくの子供の頃からずっと続いている。
昔は、お年玉はこのお祭りまでずっと使わずにいて、いよいよこの日になったら、お菓子やおもちゃをずらーっと並んだ出店で買うのが、本当に待ち遠しくて楽しい夢のようなことだった。
久しぶりにこのお祭りに来た。ずらりとならぶ出店・屋台の数は昔のままだったが、内容はずいぶん変わった。ほとんどが食べ物屋になってしまっている。
それでも主役はやっぱり子供で、輪投げや、的当て、今は鮫釣りなんてのもある。そういうところは子供でにぎわしく、ぼくは自分の子供の頃を写して見ることができた。
おもちゃも現代風になっているが、こちらを向いて子供心を揺さぶる風情は変わらない。
食べものもたくさん種類があって、こちらも良く見ていると面白い。
イカ足のでかいのや、
お好み焼きなんてのは、ついつい買ってしまうものの筆頭に属するわけなのよね。
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