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龍の巣

先週撮った空。まるで龍の巣のような雲だった。

パズーとシータが、父の幻影を追って渦巻く雲に吸い込まれていく。渦巻く雲の中は雷鳴と稲妻がまるで龍のように行く手を遮っていた。その嵐を抜けると突然、天空の城ラピュタが現れた。

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K200D + PENTAX smc DA18-55mm F3.5-5.6AL II

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『おくりびと』

このところ、東京に戻るたびに、わが妻かおりさんと映画を見にいっている。

カテゴリーに「映画を見る」を設定しているにも関わらず、ほとんどこのブログではご無沙汰。何も書いてませんでした。反省して見たら書く、をなるべく継続したいと思います。

今月は、二十世紀少年、ウォンテッドに続き3本目「おくりびと」

納棺師という職業に就いてしまった若い男の物語だ。泣き所が何箇所かある。ぼくも歳をとり涙腺が弱くなっているので困った。

納棺師という職業に対して偏見を持つ人たち(男を含めて)が、納棺を正しく真摯に行うことの意味を知り、その職業を理解していく過程が主軸となり、男の父親に対する気持ちの変化という伏線があって映画を面白くしている。淡々とした筋なのだが、見入ってしまい、時間があっという間に過ぎる。

山形という地の設定が良い。出てくる役者が渋い。

妻役の広末涼子もなかなか良い。

わが妻かおりさんは「あれが本当の広末だと思う、軽い感じの娘というイメージになっているけど、本当は真面目な人なのよね」と言っていたが、なるほどと思った。

しかし、観客の中で、ぼくらは若い方。年配の方々がほとんど。みなすすり泣いているから、泣いても平気。人知れず泣きたい人は見にくといいかも。

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弱い

今、コンビニで売っている。
限定販売に弱い。
もともと、ぼくは黒ラベルの味が好きだ。もちろん、その他のメーカーのものもたくさん飲むけど。

で、これ。
美味しいと思う。
日本最古のブランドと書いてはあるが、味は現代版。販売終了までこれを飲んでいそうだ。

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今日も良い天気だった。空気に雑味が無い、というような感じだった。
会社の窓からはうっすらと御嶽山も見えた。
夕暮れに夕焼けはちゃんと光るのだろうかと思っていたら、鈴鹿の山に沈むところに出くわしたので一枚撮った。

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それにしても、いつもこういう構図ばかり。きっとむちゃくちゃだなんだろうけど、どうしてもこれが好きなんだよね。気持ちが空に向いていってしまう。

K200D + PENTAX smc DA21mm F3.2AL Limited

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伊吹山、秋のはじまり

伊吹山に行った。今年で2回目。

毎回、季節が変わる毎に衣装を替える伊吹山。今日は秋の始まり。一面のススキの野っぱらになっていた。

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いつものようにゼロ合目から出発した。この山は3合目までが全負荷の半分。でも今日は快調なペースだった。風が涼しかったからかもしれない。

3合目のゴンドラ駅周辺はススキが風にそよぎ、静かで爽やかだった。

さらに上に登っていくと、秋の花々が咲いていたが、とくにアザミが満開だった。

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五合目を過ぎると斜面はきつくなるが、歩きやすい道。ほとんど息も上がることなく頂上へ。風が強く雲がどんどんわき上がってきて、視界は悪かった。春に来たときとはまったく違う。

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コーヒーを沸かして飲み、一時間ほど休憩し下山。
帰り道、関ヶ原古戦場をまわった。ここもに彼岸花が綺麗に咲いていた。

K200D + PENTAX smc DA21mm F3.2AL Limited
※1枚目と3枚目はトーン補正

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コスモス

コスモスも咲き始めている。会社に行く道すがら撮ってみました。
もう少したくさん花がついたら面白そうなのだけど。

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今日はようやく夏の熱波が去り、夏が終わりを告げたような気がする。
鉄塔の電線からは風の切られる音が聞こえた。路の端からは虫の声がする。

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K200D + PENTAX smc DA21mm F3.2AL Limited + トーンレタッチ済

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小牧山へ

彼岸花が咲き始めた。

台風が過ぎて朝から晴れてきたので、我がカメラK200Dを持って、ブラブラと歩いていった。

川の土手にポツポツと群落ができていた。

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蕾も初々しい。

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川を遡っていくと小牧山の近くに出た。

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ツクツクホウシがまだ鳴いている山を登って、歴史資料館となっている天守閣に登った。四方が一望に眺められた。

遠い山並みや、名古屋中心部のビルが遠くに見えた。少しだけ風は涼しかった。

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K200D + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3
※4枚目はレタッチして色調を少し変えてみました


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富士登山、須走口から

富士山に行った。

今回は須走口から。

前回来たのは7年前、御殿場口からの苦難の道であった(『富士登山、ばてた』参照)。

■一日目

車が立ち往生するんじゃないかと思う程の急坂の続く道、富士あざみラインの終着点にある駐車場は満車だったが、なんとか一台滑り込んだ。あたりは霧でほとんど見通しが悪い。

いきなり2000メートルの高台にきてしまったので、身体を高度順化させるために、駐車場横にある茶店菊屋で、評判の「きのこうどん」を食べ時間を費やした。

およそ一時間後の11時20分に出発。

潅木の道をしばらく進んでいく。時々、可憐な花々が咲いているのだが、まったく花音痴のぼくには名前がわからない。

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須走口コースは、山頂までほぼ等間隔に山小屋がある感じなので、歩いていても目標がつかみやすい。

新六合目長田山荘、本六合目瀬戸館(閉鎖)、七合目大陽館、本七合目見晴館。

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雲にかすむ見晴館

登るにつれ、潅木は少なくなり森林限界を越えると荒涼とした火山由来の礫岩地帯になる。場所によっては砂地のようになっておりズルズルとすべり落ちる。

今日の目的地本六合目(標高3140メートル)見晴館には16時に到着した。

到着したころになって、ようやく雲がきれ、青い空が見え始めた。ぼくの好きな雲と空のコントラストだ。

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見晴館に到着したら雲がきれた

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目の前も晴れてきた

17時に夕食。カレーライスだ。びっくりするほど美味いものでもない。出されたものをただ黙々と食べる。18時に就寝。今日の宿泊客はぼくらを含めて10人程度。それでも、二人で一枚の布団のルールは変わらないようだ。一枚の布団の中でぼくと息子はすぐに寝てしまった。

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敷き詰められた布団

夜中、暑くて目を覚ました。靴下を脱ぎ、上半身に着ていたフリースも脱いだが、それからはなかなか眠れなかった。


■二日目

深夜0時半に静かに起床。騒がしくしないように慎重にパッキングをする。出口のところに、昨日注文しておいたおにぎりが置いてある。包みに名前が書いてあるので、間違えないように頂戴する。

午前1時。外に出た。びっくりした。満天の星空。眼下には街の灯。長時間露出のできる装備をしていないので、その写真を撮ることはできなかった。

星は本当にすばらしかった。こんな星空はいつから見なくなっただろうか。

ヘッドライトの灯を頼りに真っ暗な道を登っていく。誰もいない夜道は、案外心細い。

八合目江戸屋の灯が目印だ。

1時20分江戸屋。静かだ。すぐに次の目標、本八合目江戸屋を目指す。

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八合目江戸屋

1時50分、本八合目江戸屋(標高3370メートル)着。ここにきてびっくり。いままで、ぼくと息子の二人だけで上ってきた登山道。

ここで河口湖からの吉田口コースと合流する。すさまじい人の数である。団体客が次々に登っていく。まだ2時前だというのに、でかい声で団体を誘導する添乗員のような男。いままで静寂の中を歩いてきたぼくらにとってこれは衝撃で、ようやく目が覚めたように感じた。

団体客のいない合間を見つけて出発。次の目標は八合五尺にある御来光館(標高3450メートル)。2時半に到着。道はなお真っ暗でよく判らないが、相当な岩場である。道は人で鈴なり状態になり、自分のペースでは歩けなくなった。

一歩ずつ進む。

3時42分。須走口山頂(3720メートル)に到着。高山病の気配も無く快調に来れた。

観光土産屋の前のベンチに腰を下ろした。風は冷たい。レインウェアを着込む。

山小屋で作ってもらった握り飯を食べた。いよいよ寒くなってきた頃合に、土産物屋がオープン。「あったかい味噌汁あるよ〜」の声にフラフラと誘われ、ぼくはコーヒーを注文。

今回の大失敗。実はバーナーを忘れた。よって、いつものように山頂でお湯を沸かせないのであった。

コーヒーを飲んで温まってから、御来光を待った。

東の空が紫に染まり始め、オレンジへと変わっていく。はるか上空の絹雲が真っ赤に染まっている。地表の雲はいまだ目覚めていない。

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街の灯もなんとか見えますか

5時を過ぎたころ。太陽が出た。光量がみるみる増していく。空が金色に変わる。地表の雲が光を受けて身震いをする。

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静かに陽が昇っていく

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雲海を眺める

太陽が完全に昇りきるとあたりは一変した。

登山者達は次の目的に向かってパッと散っていった。

ぼくと息子は、測候所の見える地点まで出て、もうここからはなにも無いという高みでしばらく景色を眺め。携帯電話の使える場所を探し(結構つながらない)、おやつを食べてすごした。

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鳥居が空にせり出す

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人が行きかう

富士の高みからははるかな山並みが見えた。ぼくたちは雲と山と街を見ながら下山道を下っていった。楽しい。実に楽しい。

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雲海に向かって

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斜面に切られた道をゆく

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ジグザグと降りていく

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小休止する若者達

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見上げる山小屋

下山道の様子は来たときと同じだった。本八合目まではずいぶん人が多かったが、吉田口方面に向かう人と別れてから、まったく変わった。ほとんどといっていいほど人がいなくなった。静かでいい。

昨夜泊まった見晴館に挨拶に行った。おかげでよい御来光が見えました。いつになく良い日の出だったね、と山小屋の主人。

9時少し前、下山道の要所、砂走りに入った。

息子には下り方を指南。グリセードの要領に近い、踵で身体を支える歩き方だ。歩き方の判らない人には、こんな砂場の急斜面を歩くのは苦行に等しい。

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砂走りを走らされてバテた息子


およそ一時間で駆け抜ける。下山にはおよそ3時間半。最後にはまた林間歩きも用意されており、ぼくはこのコース、とても気に入った。

再び菊屋に。店のばあちゃんと今日の富士の様子を話す。

帰路、温泉に入った。ヌル湯が心地よかった。

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帰りの東名富士川PAから見た富士山(左の雲の中)

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