徳島のたらいうどん
今日も徳島。
徳島にきたら必ず食べるのが「たらいうどん」
徳島市内で食べるなら「千力」という店が一番、と思っている。昨日も食べたし今日も食べた。美味しかった。とにかく独特のダシが美味しい。
しかし、たらいうどんの発祥は、徳島から西に行った先の山の中、土成(どなり)という地域だそうだ。
だから、食べに行った。
土成にある「松乃家」というところ。なかなかでかい店ではあるが、渓谷の一軒家という風情がある。ま、それくらい回りには何もないところだ。
さっそくたらいうどんを注文。
見た目はちょっと素朴。しかし、こちらも美味しい。ダシの味はまったく違う。こちら松乃家のダシのほうが、山の味だ。
たらいうどんは昔、山に入って仕事をしていた人たちが昼飯にしていたところから発展してきたらしい。だから、ダシは、川魚とかキノコを使っていたらしい。
素朴な山の味をより強く感じるのは松乃家。ジンゾクという川魚をダシに使っているということだ。シイタケも使ってあるのではないかと感じた。なにかほのかに懐かしい味で美味い。
一方、千力の味は都会風にアレンジされている。海の味と山の味とが複雑に融合しており美味い。
うどんの麺についていえば、どちらの店のものも讃岐うどんとは違う。やわらかめではあるが、細く長く、独特の味わいがある。
どちらの店のものが美味しいかとか、いう評価はできない。どちらも美味しいとしかいいようがない。
徳島に行ったら「たらいうどん」これはやっぱりはずせません。
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