ミュージカル『ガールフレンズ』
天王洲にある銀河劇場というところへ、ミュージカル『ガールフレンズ』をわが妻かおりさんと観にいった。
このミュージカルは、台詞はなくすべてユーミンの曲によってストーリーが展開されるというものだ。
ユーミンの歌とともに歳をとってきたぼくらの世代にとって、これは観なければ、いや聞かねばならないものだろう。
ぼくは学生のときに初めてユーミンのアルバム『ひこうき雲』に出会い、そのままリアルタイムに聞き続けた。結婚したころには「昨晩お会いしましょう」がリリースされ、いよいよユーミンワールドにはまったものだ。コンサートにも何回か行った。
しかし、アルバム「ドーンパープル」まではなんとか聞いていたが、それ以降は少しづつユーミンの作る楽曲が耳に残ることは少なくなった。
ぼくとわが妻かおりさんにとってユーミンの歌はデビューから1990年くらいまでの期間のものが、いつも思い出のシーンにあるBGMになっている。
さて、そんなぼくとわが妻かおりさん、期待に胸膨らませ劇場の椅子に座った。
およそ2時間。36曲もの歌を聞いた。主人公は二人の女性。内向的な真理子と活発な裕子。ふたりの恋と失恋、そしてあらたな出会いと別れ、友情。そんなストーリーが展開する。場面場面で歌われる曲は、まさにそのためにあったと思うくらいピタリとはまっている。
とくに「青いエアメイル」で描かれた情景はこの劇の核心ともいうべきところ。真理子役の堀内敬子さんが上手いので思わず涙ながれる。
たくさん曲があるなかで、それでも今日の曲はまだまだほんの一部分。この間NHKでユーミンの曲をモチーフにしたドラマをやっていたが、もっとたくさんのドラマがつくれそうな気がする。
おもしろかった。昔好きだった曲や映画を懐かしむことは健康に良いそうで。こういうのもたまにはいい。
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コメント
石川さん
「真冬のサーファー」ね(^^)
まさに曲と絵がぴったりでした。
ぼくは「青いエアメイル」もよかった。ああ、こういう解釈もあるのかと思いました。
このミュージカルもお勧めです。まだ切符は手に入るんじゃないでしょうか。
投稿: mIKE | 2008.01.27 11:03
あー、これ!いいですよねー。
そしてユーミンも松任谷っつうより荒井と言うイメージが強くあり・・・。
》NHKでユーミンの曲をモチーフにしたドラマ・・・
これ見ましたよ!!
第一篇目のランナーの女の子とサーファーが印象に残ってます。
涙ちょちょ切れもんでした。
投稿: たっち石川 | 2008.01.26 23:50