ラヂオ体操第一
ぼくの職場では、毎朝ラジオ体操をする。ピアノ伴奏に乗せておこなうアレだ。先生の声にあわせて「腕を前からあげて」いくわけだ。
この体操をしながらしみじみ思うことがある。
およそぼくの周りの誰もがこの体操ができるということの不思議さである。ピアノの音が流れはじめ、先生の声にあわせて腕を上げ、腰を折り、飛び跳ねる。それがみんなできる。
小学校に入って最初に覚えるのは、手をあげて返事をすることと、ラジオ体操だ。ぼくの小学生の頃は、全員の息がぴったりあってなかったら、ひどく怒られたものだ。
最後に深呼吸を4回やって、両腕を身体の側面にピタリとあわせ気をつけの姿勢をとって、何秒かじっとしていなければならない。ちょっとでも動いたりすると先生の拳固が飛んできた。だから体操をしながらそんな昔の光景を思い出したりもする。
今はどうなんでしょうか。学校ではやはりラジオ体操を教えているんでしょうか。ひょっとして、すごく若い世代には、このラジオ体操ができない子がいたりして。
なんだかありそうな気がする。
ラジオ体操は古臭いから、スラムの兄ちゃんみたいなかっこしてストリートダンス、もしくは見ただけで胸騒ぎのする竹の子族(古!)みたいなカッコでやってるヨサコイ踊りだったりして。
あるいは、ラジオ体操を強制するとはないごとか、とか、規律第一の運動指導は軍国主義の臭いがする、とか、わけのわからんことをいう教師や親がいたりして。
考えすぎか。いまどきラジオ体操やってる会社も古いか。
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コメント
ラジオ体操というのは、結構理にかなっているもんですね。
ぼくも屈伸には自信あります。
投稿: mIKE | 2007.03.12 23:46
日本が高度成長を続けている頃、建設現場では朝8時になると朝礼とラジオ体操を毎日やっておりました。これも馬鹿にせず毎日ちゃんとやっていると、体が柔らかくなるのがわかります。前後の屈伸などを少々キツメニやると、2週間ぐらいすると手のひらが地面につくようになったことを、思い出しました。
投稿: 事務局長 | 2007.03.09 21:52
そういえば、去年ぎっくり腰になるまでは毎朝やってました。
”金子さん?”が評判でした?どうでもよいのですが。
昭和何年生まれくらいまで、あるいは平成?できるのでしょうか。
音楽聞いただけですぐに体が反応できます。
とても嬉しいことだと思います。
投稿: こにたん | 2007.03.09 04:51