胡蝶蘭また咲いた
鉢植えの胡蝶蘭がまた咲いた。
昨年いただいた鉢植えの胡蝶蘭。枯らすのはもったいないと思って株分けし、水をやっていたら、今年の正月に綺麗に咲いた。そして、この夏の間、会社の事務所で可憐な花(というか、今は見方が変わったけど)をいくつも咲かせていた。秋になって枯れて落ちていったので、そのまま、会社の窓際に鉢を並べていたのだが、蕾が膨らんだなと思ったらもう再び咲き始まった。
以前の様子はこちらから。
●咲き始め → 1月(「胡蝶蘭咲いた」参照)
●途中経過 → 2月(「胡蝶蘭その後」参照)
●途中経過 → 4月(「胡蝶蘭その後、その2」参照)
●咲き終り → 9月(「胡蝶蘭散りました」参照)
会社の事務室の空調が幸いしたこともあると思う。あるいは今年は冬が暖かいということもある。でもこれで3回目。花がまた咲いたことに少し呆れている。
胡蝶蘭は育てるのが難しい、繊細な花だという先入観は無くなった。むしろ、図太い。
羊の皮をかぶった狼、とまではいわないが、見た目とは違う強い生命力がある。根や茎は見る見るうちに育っていく。一晩で1センチも伸びる。そのスピード感は普通の草花とは違う。まるで動物、その様はある種の菌体のようにも見える。その先端に目があるのじゃないかと思うくらい貪欲に自分のエリアを拡大していく悪魔。おぞましくも見える。でも、花は珍重されるくらい綺麗で可憐だ。そそとした気品がある天使。
胡蝶蘭、それは悪魔と天使。だから、ますます気に入ってきた。
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