越前かにめし
金沢へ日帰り出張。ゆっくり地のものを食べて楽しんでいる時間はないので、帰りの電車で駅弁を食べる。その名も「越前かにめし」
およそ手の平にすっぽり納まるくらいの小振りのプラスチック容器。蟹をかたどっている。その中に、蟹のエキスで炊きこんだ飯がけっこうぎっちり詰め込まれており、表面に蟹肉が敷き詰められている。
で、これをスプーンで食べる。スプーンでなくて箸で良いのだけど。
美味いです。そこはかとない蟹の味が良いです。そこはかとないはずなのに、しっかりしていて、それだけでモリモリ食べてしまえる飯も良い。おかずの必要はありません。
見た目と違って意外に量がある。飯が詰まっているのですね。1100円の値段相応のパフォーマンスと思います。
金沢から名古屋までおよそ3時間。特急しらさぎは真っ暗な北陸路を走って行きます。あいかわらず旅情もなにもない旅でありますが、駅弁を食べ暗い景色を眺めておりますと、このまま何処に流れていくのも良いなあ、などと思ったりしますねえ。どっか良いところはないもんでしょうか。
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