911のこと
TBSテレビ系で特番が放送され、01年9月11日の出来事を再現している。ぼくはあの時どうしていたかと振り返っている。
会社から家に戻ってきたら、テレビ各局が臨時ニュースを行っており、一機目がビルに突っ込んだところだった。そのままずっと見ていたその目の前で二機目が隣りのビルに突っ込んだ。そして2時間ほどしてタワーが崩れ落ちていった。
ぼくは、まるで映画を見ているような気持ちになったものだ。思えば、その時から世界はそれまでやってきた道の延長ではない、まったく別の未来に続く迷路に入り込んでいったのだ。
当時のぼくは、やはり仕事で出張が多く、あちこちに出かけていたようだ。BD−1に乗り始めたのもこのころで、隅田川や東京の周辺を走り回っていた。思えば平和な暮らしをしていたものだ。今でもそうだけど。その頃の日記はこちら(2001年の日記参照)
5年後の今。世界の平和と人類の行く末に対して、もう少し真剣に考えてもよさそうなものなのに、今は仕事のことがほとんどすべてだ。この仕事はきっと誰かの幸せに、ほんの少しはつながっていると思うが、そういうことを深く考える余裕も無い。いずれ10年後くらいに振り返れば、なにか判ることがあるかもしれない。
| 固定リンク
« 南木曽岳に日帰り登山 | トップページ | 空に »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
いろいろなことが起きた5年でしたね。そして短かった5年。アメリカとその同盟国は今後、どう生きていくのか。そんな中での日本はどうなるのか。そしてぼく達の生活と人生は。普段考えないこと。そんなことを少し考えてみてもいいな、と思ってます。
投稿: mIKE | 2006.09.13 21:23
あの時は長女がエジプト旅行に旅立ったその日でした。
深夜の宅配便の仕分け作業のアルバイトを終えた時にこの事件が起きた事を知りました。
アメリカは航空機の離発着を全面に禁止したと。許可無くアメリカの空域に侵入した航空機は撃墜されると。
これからどのように成っていくのかと。
娘は帰ってこれるのかと。
この事故が起きてから宅配便の仕事でも変化が有りました。
名古屋から沖縄や北海道へ送られる荷物は実は航空貨物として送られていました。
しかしその中に爆発物が仕掛けられていた場合大惨事が起こるのを防ぐ為に荷物を仕分け後に一日仕分けセンターに保管したのです。
この処置は一年以上も続いたと記憶しております。
投稿: むつごろう | 2006.09.11 23:19
すみません、、、、ポルシェのことかと思ってしまった。
テロは、矛先を失ったアメリカ合衆国のでっち上げのような、、、テロはその被害の割に国のような実態がない、、、。
そうでなくても、アメリカは恨まれ過ぎている、そのことを考えた方が平和に繋がるように思う。
投稿: ライダー | 2006.09.11 22:51
我が仕事もそうであって欲しいものですが・・・
この世界はどうなって行くのでしょうかね?
投稿: HOPE | 2006.09.11 22:43