修験の山に
先日の御嶽山の写真です。天気が悪く、雨ではデジカメが思うように使えません。やはり防水機でないとダメかと思いました。
このところ、ぼくが歩いている山は修験の山が多い。無意識のうちにそんな山を選んでいる。修験の山は多くが役行者ゆかりの場所だったり、山そのものが信仰の対象だったりしている。とんでもない崖の上に祠があり、大岩に魂が宿る。そんな山には独特の雰囲気がある。
ぼくには霊感があるわけでもなく、特別な山岳信仰があるわけではないのだが、四国八十八遍路道、熊野古道などに関する本など読んでいるうちに、日本の古い信仰の中にある自然に対する畏れについて、いまさらながら認識するに至り、自分の心も少しずつその畏れに対して共鳴してきているような気がするのだ。
だから、権現像や祠に対し、なんとなく自然に手を合わせることが多くなった。もっとそういう山に行きたいと思うようになってきている。
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