熊本で大平燕
▼週末にかけて九州へ出張。暑かった。猛烈な暑さでした。ルートは中部国際空港から空路長崎へ。そこから佐世保に移動し長崎に戻る。そしてこんどは長崎から天草を経由して熊本に移動。最後は熊本から空路名古屋へという3日間の旅(というかひたすら移動の繰り返し)。良い景色、良い食べ物はそれなりにありましたが、やたら疲れました。では、その一端を。
▼28日。長崎空港から佐世保。佐世保は想像していたところとは全然違っており、確かに天然の要衝であった。かつて帝国海軍が鎮守府を置き、戦艦三笠がロシアバルチック艦隊を撃破した。その歴史を綿々と伝えているかのごとき印象でありました。実際、町の周りは山が取り囲み、山沿いの道を下ってくると港が見えます。港にはねずみ色をした自衛隊艦船が停泊しております。入り組んだ海岸線の佐世保湾、昔の戦争であれば、ちょっとやそっとの攻撃などものともしなかったでしょう。
▼佐世保といえば佐世保バーガーでありましたが、時間がなくてまったく食べられず、佐世保駅のラーメン屋で長崎ちゃんぽんを食べるのが精一杯。このちゃんぽん麺、美味しかった。ちゃんと牡蠣も入っていた。聞けば13種類の具を使っているとか。また食べたい。

▼このあと陸路を長崎に向かいます。内海である大村湾が唯一外海と繋がっている伊ノ浦(針尾)瀬戸という狭い海峡にかかっている西海橋。ここは実に綺麗でありました。その瀬は日本三大急流ということもあり橋の下はまたしても渦潮であります。新しい西海橋の下には歩道があり、あの徳島の鳴門大橋のように急流の真上まで歩いていけました。流れる海水が実に綺麗でした。

▼長崎に戻ったのは良いものの、疲れでぐったり。適当に近場のラーメンなど食べて寝てしまいました。翌朝、中華街を歩いていると製麺所の看板。お土産にちゃんぽん麺を2種類買って、もう長崎はおしまい。時間があれば、本場のちゃんぽん麺やトルコライス(以前食べたトルコライスは(2001年の
日記参照)を食べて楽しむところでありますが、またの機会に延期。

▼29日。茂木港からフェリーで天草に渡り、海岸線を走り少し南国気分。本渡(ほんど)という町に入ります。そこで昼食となり「うに丼」を食べましたところ、これが驚愕的に美味しい。天草は雲丹が特産ということでしたが、その甘い雲丹の味はホントに絶品。

▼夕方熊本に到着したはよかったけれど、すでに体力の限界。ホテルにて静かに寝ました。翌30日朝、飛行機の時間待ちの間に阿蘇山へひとっ走り。火口をのぞいて参りました。今も噴煙が上がっており、火口間近への通行規制が出ておりましたが、日頃の行いのよさ。ちょうど規制が解除となり有料道路を上がって火口まで。絶景を楽しみました。

▼で、戻って熊本市内で大平燕(タイピーエン)を食しました。熊本といえば、馬刺し、熊本ラーメン、からしレンコン。かんぼこ。うまいものがたくさんありますが、今日はこれ。ひとことで言うと、麺が春雨(またはビーフン)でできた野菜タン麺です。スープは薄塩味。具の旨みがよく出ております。上品な海鮮スープの味わいです。具は10種類。海と山の幸満載。春雨が胃にやさしく。美味しかったですねえ。
▼と、いうわけでこの週末も忙しかった。休んでいるのか休んでいないのか、自分でもわからなくなってきております。

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コメント
そうですね。少しは放電できましたから。身体の疲れはしっかりたまってますが(^^;
投稿: mIKE | 2006.08.04 08:15
九州まで行って、良い景色見て、観光して、美味しいもの食べて、山に登って火口で一服して、ずっと自宅待機の誰かよりず放電出来てると思うなぁ。
この際、ものは考えようですよ、、、、ネ!。
投稿: ライダー | 2006.08.02 01:08
あっ、あのう、書いてないですけど。一応仕事して来たんでして…(TT)
投稿: mIKE | 2006.08.01 23:45
取りあえず放電できたようで何よりです。
投稿: ライダー | 2006.08.01 22:23