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1972春一番

▼72年の音源による新版である。ディスク数10枚。延々とコンサートの模様が続く。34年も前のコンサートであるにも関わらず、聞ける。面白い。今はもういないと思われる歌手もいる。今も活躍しているミュージシャンの原点にもなっている。残念ながらたぶんご本人が許可しなかったのだろう吉田美奈子の唄は入っていない。

▼一度に全部聞きとおせないので、分割払いみたいな格好で毎日少しだけ聞いたり、東京に向かう新幹線の中でCD4枚分くらいをまとめて聞いた。そんなこんなでおよそ通しで2回分くらいは聞いた。曲間の喋りが面白かったりする。当時のコンサートの雰囲気が良く出ている。上品である。これが少し時代が変わって吉田拓郎とか泉谷しげるあたりになってくるとむちゃくちゃになる。かれらの場合は下品さが売りになっていたりする。

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▼この音源の価値は別のところにある。風都市というプロダクション。その中心人物である福岡風太氏の最初の大仕事の記録でもある。風都市は東京渋谷の百軒店にあったBYGというライブハウスから自然発生的に出来上がったプロダクションで、はっぴいえんどやそれに繋がるミュージシャンの活躍を後押しした。伝説的なプロダクションなのである。

▼70年から72年、73年と当時のぼくらを取り巻くミュージックシーンは激しく変化していった。その歴史を振り返るときに必ず現れる人々がいる。その中心部にいた人たちだ。ぼくにはその全体像を語れるほど知識もデータもないけど、こういった発掘音源がいくつも現れている状況を察するに、ぼくと同じ時代をくぐりぬけてきた同世代の人たちが、同じ思いを持って、こうした企画を組んでいるのだろうなあ、と思うわけです。楽しいです。

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胡蝶蘭その後、その2

▼忙しい毎日。今週も休み取れず。もう4月も半ばを過ぎたと思うと実に感慨深い。一日が24時間しか無いのと同様に、一年は365日しかない。500日くらいあってもよさそうなものだ。子供達には夏休みを2ヶ月以上とってもらって、田舎や街でボランティア活動なんてどうだろう。春と秋の日数をもう少し増やしてもらえると楽しい。桜の季節が一ヶ月くらいで、紅葉の季節も2ヶ月くらいあったらいい。が、そういうわけにいかない。花の命は短い。

▼しかし、とても長く咲いている花がある。そうです、胡蝶蘭です。今を去ることおよそ3ヶ月前、一輪の花が咲き(「胡蝶蘭、咲いた」参照)、それからポコポコと咲き始めた胡蝶蘭。まだまだ咲いてます。今が盛り、この世の春とばかりに満面の笑みってやつです。

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▼株分けした9本の苗木にそれぞれ10個前後咲いてますから、なかなか綺麗なんです。うまいこと写真取れないですけどね。胡蝶蘭を贈り物にする訳がようやくわかりました(遅い)。この花、いつまで咲いて楽しませてくれるのでしょう。まだ蕾が出てきてます。

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下北沢「心」でスープカレー

▼ここのところとにかく忙しい。一日が24時間しかない、ということが無念だというようなこと、いままで思いもしなかったが、本当にそう思うのであります。なんで一日は24時間しかないのでありましょう。せめて30時間くらい欲しい毎日であります。

▼さて、そんな日々をあわただしくすごしておりますが、急遽(といってももはや最近では毎度のことなのでありますが)東京にやってまいりまして、今日は16日。日曜日です。下北沢に出てまいりました。やたらスープカレーを食べたい娘トモカとわが妻かおりさんと3人であります。

▼行ったのはスープカレーの店「心」。ガラス扉の奥にカウンターとテーブル席。ぼくは「納豆、オクラとチキンのカレー、辛さ10倍、ライスは白米並盛り」をオーダーしまして、さて食べます。納豆が入ったスープカレーというは聞くだに空恐ろしく感じるゲテモノ風なのでありますが、これが意外や意外、美味しいのであります。

▼辛さ10倍といっても、ここは100倍までの辛さを自由にオーダーできますので、なんということはありません。(ちなみに普通の辛さは3倍とか)辛味感覚の麻痺したぼくに、10倍くらいはなんでもありません。むしろ納豆とオクラのネバネバが辛さを優しく包み込んでしまっているためか、マイルドに感じます。もっと辛くてもよいように思います。今度きたら30倍にしよ。しかし、この組み合わせミスマッチでもなんでもありませんね。美味しいです。

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▼スープカレーの美味しさは、胃袋からじっくり立ち上ってくる暖かさにあります。身体がジンワリ汗をかいてくるころが一番良いのです。ちょっと細長い白米をカレー丼の中にドバっと放り込んで、ぐしゃぐしゃに混ぜて食べます。じつに按配のよろしいお味でした。

▼忙しさの真っ只中での休日の一こまでありました。あーいそがし。

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吉田美奈子ライブ

▼名古屋ブルーノートで吉田美奈子&渡辺香津美のデュオによるライブがあった。HOPEさんと名古屋栄にあるマナハウスでおちあい、会場に入った。ぼくらはテーブル席ではなく、その横にあるカジュアルシートという席。テーブルでお食事をされている方々を横から眺めながらステージを見るような位置ですね。

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▼19時からステージは始まった。はじめはスタンダードナンバー。演奏は渡辺香津美のギター一本。始まったとたんから美奈子ワールドといってよいでしょう。あの独特のサウンドです。そのうち彼女のオリジナルが唄われはじめます。最新作から八月の永遠。そしてLiberty、星の海。ぼくの大好きなFootstepsは唄われなかったけど。

▼1時間半のライブ。ギターの音と彼女の声が不思議ですてきな空間を作ってしまいました。みな完全に引きこまれています。その時間、ぼくはなにもかも忘れてしまえました。もっと聴いていたいけど、無念にも終演は来てしまいました。充実の1時間半でした。吉田美奈子がこれからも、ぼくたちを引きこんで止まない独特のサウンドを作り続けていってくれることを願って。そしてHOPEさん、ありがとうございました。

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黄砂の昼下がり

▼大須に遊びにいった。友人とフラリと飯でも食べようというようなことで。今日は風がめっぽう強く、心なしか大須の街は人気が少なかった。

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▼たこ焼きなどを食べながら、大須アーケード街を歩く。街とぼくのリズムが今日はぴったり合っているような気がした。

▼岩倉に戻ると空は薄黄色。黄砂がとんできている。桜も強風に煽られて花びらが吹き飛んでいっていた。

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▼空がますます暗くなっていき、とうとう太陽までもが黄砂にまみれて消えていってしまった。

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桜の季節

▼今年も桜の季節が来た。しかし、いつものようにゆっくり時間をかけて見ていられないのが残念。岩倉市を流れる五条川では、いまが盛りと桜が満開になっている。ほんの少しだけ時間があったので夜桜を見た。毎年同じところに同じように咲く花だけど、やはり良いなあ。さて、明日は大須にでかけます。

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高田渡アンソロジー

▼今日も一日、仕事。病み上がりの身体には堪えます。明日は休めそうです。桜もほころびはじめましたので、少し見物に行こうかと思うのでありますが、天気悪くなりそうですね。

▼そんなおり、注文していた「高田渡アンソロジー」が届きました。初CD化された音源があるというので非常に楽しみであります。70年前後に録音されたレコード、ライブ音源を中心にしたディスク4枚のセットです。3枚目のディスクにはCDエクストラトラックがあり、映画「だからここに来た」のワンシーンが収録されています。

▼この映像は、70年フォークジャンボリーの一こまで、DVD「タカダワタル的」にもちょっとだけ出てきたりする。一緒にバンジョーを弾いている岩井宏の姿も映っており、ファンにとってはたまらなく貴重なものであります。それにしてもライブにおける高田渡のおもしろさ、というか魅力。ありますね。もう一度生で聴きたいと思うのだけど、それができないのが残念。

▼ディスク4の後半には2002年、井の頭公園で録音されたライブの模様が収録されております。ディスク4を聴いていると、はじめは70年代のライブ録音なのですが、突然2002年の音に飛ぶのであります。ところが、そこにギャップがないんですね。まったく違和感無くつながっているわけです。およそ30年の時を越えてその唄が変わらない、歌手も変わっていない。ホントに不思議な人だったんだなあ、と同時に、ホントに凄い人だったんだなあと思います。もう一度あのライブが聴きたい。そう思います。

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