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「旅の重さ」をみる

▼そういうわけで今夜、ようやく「旅の重さ」をみた。そもそもタイトルの「旅の重さ」というのはなんだろう。と、ぼくの頭の中でクエスチョンマークが点灯する。重さ、すなわちそれは「重要性」であったり、「意味」であったり、あるいは「目的」、ひょっとしたら「結果」とか「真実」、「発見」などなどに置き換えられるのかもしれない。

▼結局、主人公の少女(実はこのドラマの最中に彼女の名前は一度も出てこない)にとって、旅の重さとは自分が生きることの目的探しだった、と判る。ある結末を迎えるわけなのだが、それとて最後の終着点ではない。おそらくまた少女は大人になって、別の目的を探しに旅にでていくんだろうなあ、という予感を残して映画は終る。

▼そして吉田拓郎の「今日までそして明日から」が流れ始める。そのとき、見ている人はさまざまなことを考えるのだろうと思う。当時のぼくもいろいろ考えたんだろうな。でも、今日改めて30年ぶりくらいに同じ映画を観て、当時のぼくと今のぼくでは見方が全然違うということがわかった。映画が全然違って見えたんだ。

▼当時のぼくは少女と同世代。たぶんおおいに共感するところがあっただろう。彼女を通して同じ旅に出て行ったのだと思う。出会いと別れのひとつひとつに意味を見出そうとした。人との付き合いが下手だと少女は嘆くが、そんな思いは当時のぼくには良くわかった。

▼少女の裸体にはドギマギしたかもしれない。頭とあそこに血が登ったんではないかと思う。秋吉久美子扮する少女も、今見るとずいぶん素朴な田舎の女の子だけど、当時は素敵だった。

▼ところが今は、少女の旅でのいろいろな出会いと別れも、冷静に見ていられるというか、娘を見ているような状況になってしまっているというか。彼女が飛び込む旅芸人の一座の座長とか、最後に出会う港町の男とか、かれらの少女に対する思いが、今よくわかる。ぼくの視点は座長や港町の男、すなわち大人たちと一緒になっているわけだ。

▼考えてみればあたりまえだし、そこが面白い。俺も大人になったもんだ。などと思ったりする。でなきゃおかしいけどね。

▼映像がいまも新鮮。四国でオールロケをしているのだが、青い空と田んぼ、海が印象的だ。今もあんな風景残っているんだろうか。

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コメント

やまびこの湯はしばらく休業とのコト。
赤字で採算が取れない事情もあるのでは?
キレイな田舎の温泉だったので残念ですね。

投稿: エドヤマ | 2006.03.19 10:54

>えどやまさん 「やまびこの湯」が休業というのは、改装でもするのでしょうか?良い湯だったのでこの春、入れなくなると困るのですけどね。

投稿: mIKE | 2006.03.18 23:41

mIKEさん、こんばんは。四国、僕も是非行きたいと
思ってます。やはり最後の楽園なのでしょうか?

本日那珂川で遊んできたのですが
烏山の「やまびこの湯」が3月いっぱいで
休業宣言をしておりました。残念・・・

投稿: エドヤマ | 2006.03.18 21:46

>HOPEさん さぬきエキスプレス、知らなかった。
うどん一日5杯くらい食べて12200円の交通費。なら、安いかも(^^;
金曜日の夜発で日曜日の朝帰りが可能ですね。あとは効率よく廻れる店をリストアップしていくことですね。OK、OK。ちょっと考えてみます。

>Yuhさん そおですか、じゃんだらりんですね(^^)Y
ぼくも昔小坂井に居ったことがあるもんで、違和感、感じんじゃんねぇ。

投稿: mIKE | 2006.03.18 07:39

目が覚めると、さぬきうどん屋前ってのが理想?(笑)


mIKEさん>
下の方のレスですが、はい、半島に住んでます。
生まれはラグーナの町、育ちはシャチホコです。
今じゃすっかり三河弁じゃんね。(笑)

投稿: Yuh | 2006.03.17 12:50

★さぬきエクスプレス
これなら目が覚めると四国です。

http://www.yonkou-bus.co.jp/bus-rosen12t.html

投稿: HOPE | 2006.03.17 12:34

行きたいですよね。
ホントに行きたい、美しい風景そしてウドンです。

投稿: mIKE | 2006.03.16 21:46

暇になったら四国に行きましょう(*^^)v

投稿: HOPE | 2006.03.15 12:58

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