博多で「かろのうろん」
▼福岡へ日帰り。朝9時の便で中部国際空港を出て、19時45分の便で帰ってきた。案の定今日は飛行機が遅れ遅れだった。夕方業務を終えて福岡空港に戻ってきたのだが、出発まで時間がある。どうするかなあ、と考えた結果、博多といえば、そう、うどん。訛って「うろん」というのだそうだけど。
▼それで中州にほど近いところにある老舗「かろのうろん」に行った。賀露野雨論ではない。かろのうろん。角のうどんが訛ったというようなことらしい。ホントですか?ともあれ、地下鉄を中洲川端で降りて商店街をしばらくいくと、ありました。本当に街の角っこに古い古いお店が。

▼中に入りますと、おばちゃんが一人いて注文を厨房に伝えます。ぼくは「ごぼう天うろん」470円を注文します。店内はなにか民芸風といいますか、地味にけばけばしいといいますか。老舗の趣を漂わせながら、でもなんか滑稽というか笑わせるというか。地元の人には申し訳ないけど。
▼で、ごぼう天うろんが出て参りました。おばちゃんがデンっと刻みネギの丼も置いていきます。自分で好きなだけ入れてね、というわけです。

▼トッピングのゴボウ天。薄く削ぎ切りになったゴボウがかき揚げのようになっております。うどんはやや細めです。つゆはやや薄めの関西風な色です。さて、いただきます。ゴボウ天。シャキシャキとした歯触りです。うっ、これは美味いですねえ。
▼うろん、いきましょう。細めで長めです。結構柔らかいです。腰はない。なんていうかフツーのうどんのようで、そうでもない。いややっぱり、フツーかな。つゆです。美味いです。ジャコのダシでしょうか。讃岐うどん系でしょうか。関西ともちょっと違いますね。もちろん関東とは全然違う。名古屋とも違う。
▼量は少な目です。おやつ感覚。つゆも半分くらい飲んでしまいました。この間10分くらいですか。うろんを食べたらすぐ空港に戻らねばなりません。また地下鉄にのります。折角中州なんてところの近くにきたのに。後ろ髪をなにかが引っ張ります。しかし、それを振り切って一人駅まで突き進みます。結局博多で食べた美味しいものはこの「うろん」だけとなりました。せわしない一日でありました。
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コメント
<讃岐うどん巡りwithテント泊>
これ、したいっすねぇ!
もうちょい暖かくなったらやりませんか?(^^)
投稿: 渡部 | 2006.02.18 09:12
讃岐でテント泊して、うどんや巡りですか(~o~)
ちと調べてみます。
投稿: HOPE | 2006.02.17 12:46
HOPEさん、テント泊準備で行けないですかね。
こにたん、新宿小滝橋通りにある麺通団のお店も讃岐で美味しいよ。
投稿: mIKE | 2006.02.17 06:42
うろんは好きです、が
うろんやに入るきっかけが少ないようです。
今はやりの100円うどんでは、
’はなまる’が好みかな?
”刻みネギ”ではありませんが
好きなだけ入れて良い
’てんかす’との相性が良いです。
投稿: こにたん | 2006.02.17 05:20
うどんと言えば・・・
讃岐うどん巡りをじつげんしたいすね(^_^)b
投稿: HOPE | 2006.02.17 03:47