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坂庭省悟トリビュート「やくそく」

▼およそ2年前の03年12月にこの世を去った坂庭省悟。彼のトリビュートアルバムがでた。「やくそく」というタイトルになっている。なんの約束だったのだろう、と思う。


060130

▼CDカバーを開くと左にアルバム解説ブックレット。右にCD。CDをはずすとモノクロの写真が現れる。省悟くんと渡さんが音を合わせている。省悟くんの出すコードを渡さんがじっと聞き入っているようにも見えるし、渡さんがこういう音だよ、と言っているような気もする。

▼「やくそく」というのは、この二人でいろんな歌を唄おうとしていたことだったのかもしれない。アルバムは坂庭省悟が作った歌が15曲収められている。有名なところでは「花嫁」ですかね。

▼ぼくは彼の「一本の樹」という歌が好きだ。しかしこの歌を収めているアルバムが無く、もう諦めていた。ところが1月20日リリースのこのアルバムにはインスツルメンタルながら、この曲が収められていることが判り、すぐに買った。

▼坂庭省悟の旋律は独特です。繊細で軽やか。そういうえば少し特徴が表現できるかな。コード進行にも独特のクセがあるように感じます。ちょっと日本的な旋律になることがあります。そこがいいんですね。懐かしいものを感じて。

▼コンサートでは必ず客席と一緒に歌を唄いました。彼の声は高くハスキーで、ぼくらはオクターブ低くないと歌えませんでしたが、それは懐かしい思い出。また唄おう。彼はきっといろんなところで「やくそく」をしていたんだと思います。

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