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かぶら寿司

▼毎年この時期になると富山のM君から『かぶら寿司』が届く。我が家で、これは冬の定番となっており、この旨い食べ物が届くと年の瀬を感じるようになった。


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▼紐でしっかり結わえたプラスチック製の樽(昔は木の樽だった)のフタをとると、二重のビニル袋の中に、麹でつけ込んだカブラ寿司がドンとはいっている。カブラ寿司とは、輪切りにしたカブの厚切りに切り目を入れ、その中に魚の切り身(この場合は鯖だ)を挟みこんだものを麹で漬けこんた「なれ寿司」である。人参の刻んだものが色合いを上げるようにちりばめられている。

▼届いたその日に食べると、甘みがあって美味しい。日にちが経つにつれ麹が発酵して次第に酸味が出てくる。程良く酸味のきいた寿司もまた美味い。毎日味が変わるので、麹が生きていることが良く判る。また今夜あたりから寒くなりそうである。かぶら寿司で熱燗。たまりません。

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コメント

くーぺさん、こんにちは。
そうですね、北陸の味。その通り!北陸は美味いモノたくさんあって特に冬がよろしいですね。
熱燗飲み過ぎないように。良い年を迎えましょう。

投稿: mIKE | 2005.12.26 23:04

mIKEさん、ご無沙汰しています。
かぶら寿司は、冬の北陸の珍味ですよね。いつもお正月に家内の実家のある福井に帰ると、食卓に出てきます。よく考えたら、あと1週間でお正月ですね。私も熱燗とかぶら寿司を楽しもうっと!

投稿: くーぺきゃんぱー | 2005.12.24 05:16

ぼくとしても、魚におもきを置いてもらっても良いのではないかと思っています。が、これはこれでカブを美味しく味わう食べ物という感じです。北陸には鱒の寿司とか、ほのかに美味しい味わいのある食べ物が多いような感じがしています。まさに北陸の味です。

投稿: mIKE | 2005.12.22 20:37

う~ん、これは美味しそうだ!
食べてみたいもんです!

うちの実家でも似たようなものを作ってました。”鯖のいずし”です。
魚に重きがおかれた作り方と食べ物でしたが。

投稿: 渡部 | 2005.12.22 08:59

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