さわやか義経
▼今、ぼくは東北新幹線の人となって北へ向かっている。駅弁を買い、ビールをあけたところだ。
▼駅弁を買うときの楽しみは、どんなおかずが入っていて、どれくらい美味しいか。価格に見合う内容であるか。事前に想像するところにある。
▼列車の時間もある。そうそう考えてもいられない。一瞬のひらめきが勝負を決める。
▼今日の駅弁は、東北新幹線ホーム売店で売っていたNRE大増の「駅弁さわやか義経」。内容よりも名前のインパクトで買ってしまった。
▼弁当箱が竹の皮でできており、東北の素朴な感じがでている。さて、中身である。同梱されている「お品書き」によると、十五種類も入っていて、これは、なかなかのものである。
▼白飯、しじみとしめじの鞍馬煮、山菜醤油煮、いくら、バイ貝、兜型かまぼこ、玉子焼き、さんまわた焼き、蟹さつま弁慶揚げ、ジンギスカン甘辛煮、しし唐、里芋、蓮根、玉こんにゃく、ほたて、最後に義経ざくら饅頭。
▼義経ゆかりの品々。鞍馬、弁慶、兜、ジンギスカン伝説まで、いれたいれたの十五品。味もなかなかいける。ちょっと量は少なめながら1300円。旅を楽しんでいくにはちょうどいいかも。


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