鍵、忘れた…
▼東京から静岡を経由して愛知のアパートに戻ってきたのが今日の夜。さっきのこと。で、アパートの部屋に入ろうとして、突然閃いたようにぼくの頭の中で叫び声が聞こえた。鍵がない。
▼東京に戻ったのが先週の木曜日。アパートのドアの鍵、いつもはカバンの決められたポケットに入れてあり、カバンを持つたびになんとなくそこに鍵があることを感じたりしている。頭のどこかに鍵とか財布とかクレジットカードのことなどは、つねにある。RAMに書かれてある記録が、微弱電圧を常にかけ続けているおかげで消えないのと似ている。
▼しかし、この2〜3日。鍵のことをすっかり忘れていた。電圧が切れていた。で、ようやくアパートのドアを目の前にして電圧がかかった。その瞬間。鍵をどこに置いたままにしたか思い出した。東京の家のあの場所。そう、鍵は今、ここに無い。カバンを確かめた。やっぱり無い。鍵を持ち始めて3年になるけれど、こういうことは初めてだ。アパートに入れない。
▼まあ、そんなことしょっちゅうあるわけは無いのだけど、なにかあったときのために、合い鍵を会社に置いてあった。で、電話して、まだ居残っていた会社の同僚に持ってきてもらった。本当は、途方に暮れてどこかのホテルを探し歩いて、なんてストーリーがあるといいのかもしれませんが、そんなことのないように一応備えをしていたわけです。というか、実はこの合い鍵、ひょっとして朝になってもぼくが会社に顔を見せず、連絡も無い場合は、無断で家に入ってきてもらうためのものなんです。
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コメント
それ、まずいです。何が起きるか判らない世の中ですから。
投稿: mIKE | 2005.11.15 22:48
危機管理って奴ですね、うちの会社の奴に聞かせたい、何もしてない、私が今居なくなったら、金庫も明けられない奴、コンピューターも始動できない奴、どうなる事やら。
投稿: ライダー | 2005.11.15 22:41