このところ四川料理が美味い
▼久しぶりです。とんと更新できずにおります。しかし、こんなところにも毎日ご訪問していただいている人もいらっしゃり、まことに申し訳なく。今ちょっと、といいますか、かなり忙しく(ビタミン剤など飲みつつ)生活しておりますので、そうとう不規則な状態になるかと思いますが、よろしくお願いします。
▼さて、この約一ヶ月間で、ぼくがJRに支払った額およそ20万円。大体東京と名古屋を10往復したわけですね。日帰りもあれば泊まりもあり。その間に世間では夏休みが始まり、新幹線車内の様子が変わりました。親子連れが増え、その人たちの多くは名古屋で降りていきます。名古屋駅の混雑は度を越して酷くなっており、日本列島の重心はまぎれもなく名古屋にあるという感じです。
▼一方、この一ヶ月の間に、ぼくはあるものにはまりまして。それは四川料理。もともと辛いもの好きではありましたが、加速しております。
▼名古屋の中心部「栄」に大きな観覧車がひっついている『サンシャイン栄』というビル(ちなみに今やその観覧車は乗る人も少なく、ビルの2階にあるラーメン横丁なども閑散としておりますが)があり、そのビルの6Fに『CinaHIRO』という四川料理のお店があります。ここの『汁無し坦々麺大辛』が絶妙です。大げさでなく人生観が変わりました。美味いです。
▼で、その店に何度か行くうち、実はこの店はその業界では名の知れたイタリアンシェフのお店であることがわかり、更に、このイタリアンと四川料理との組み合わせに、原宿の四川料理のお店が深くかかわっていることが判り。で、すぐさま原宿の『龍の子』というお店に、わが妻かおりさんと出かけ、坦々麺と麻婆豆腐を食べまして。これがまた美味いのなんの。CinaHIROの麻婆豆腐と確かに味は似ております。花椒の辛味がジンジン効いて汗だくになります。
▼そのような美味しい坦々麺、麻婆豆腐をひそかに楽しんでおりましたら、その『龍の子』のシェフはあの陳健民のお弟子さんであることが判り。なるほどと膝をポン。納得しておりましたら、名古屋駅のビルに陳健民の子、あの鉄人陳健一シェフのお店『スーツァンレストラン陳』が開店したことが判り、では、そこにも行かねば、などということになり。気がついたらまたも坦々麺、麻婆豆腐などをひたすら食べてまた満足していたというようなわけ。
▼全国あちこちにはラーメン博物館のような娯楽施設ができ、にぎわっております。いまやラーメンフリークはたくさんいらっしゃって、Webでもその手のホームページが素晴らしく充実しております。でも、飽きた。ぼくもいろいろと食べ歩きなどしてましたが、ラーメンならば東京代々木上原の大勝軒、青山の武蔵青山、家の近所の喜多見大勝軒か祖師ヶ谷大蔵大勝軒。で十分。大勝軒のつけそば、武蔵青山のラーメンを食べれば実に幸せになれます。もうラーメンはそれでいいわけで。
▼しかし、いわゆるラーメンには無いもの。それよりもっと奥深いものがあったなあ、と。CinaHIROの汁無し坦々麺大辛を食べて再認識したようなわけです。大げさでなく。そういう意味でちょっとぼくのグルメ的志向路線が変わるかもしれません。
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コメント
どもども、mIKEさん。
辛さは、個人差があるので、大辛では味も何も感じられないでしょう、私は少辛で充分です。
食べ終わった後でも、肉やネギの小さな残りををちょこちょこつまんでは口に運んでいましたので、癖になる味ではありました。
山椒になれるまでは、まだ難しいと思います。夕方まで、胃から山椒の香りが上がってきてました。
投稿: ライダー | 2005.09.11 00:59
いや、やっぱり大辛で勝負してほしかったです。大辛だと温泉卵がうれしい。そして人生観変わります。
その後、杏仁豆腐を食べていただきますと、本当に信じられないくらい美味しくいただけます。
次回はぜひ、チャレンジよろしく。
投稿: mIKE | 2005.09.11 00:21
汁無し坦々麺、、、少辛(^^;)食べてきました。
Q太郎=完食後ダウン。
嫁はん=完食後、花山椒の辛さに無言。
私は、温泉卵がちょっと邪魔だった、辛さがマイルドに成るんだけど、ちょっとハテナ?。
中辛でも行けたかも。でも少辛で充分だった、花山椒の辛さは独特で、ちょっと慣れないと難しそうです。
私は唐辛子の辛さの方が好きかな。
面白いのは、店員さんが、「少辛でも辛いですよー、泣いちゃいますよー、良いですかぁ?」って、
何かのCMみたいに心配しているのが面白かった。
投稿: ライダー | 2005.09.10 23:32