北朝鮮戦
▼急いで家に戻り、いつもどおりぼくもテレビの前で静かに燃えておりました。前の試合バーレーン戦では、ヒデの巧さが目立っていた。今日はその役目を稲本が負っていたが、やはり稲本とヒデではゲームメークのセンスが違うので、試合はまったく違う展開。前半は動きもちぐはぐで、あいかわらず中田浩二は時々気の無い動きでハラハラさせてくれる。しかし後半の一点目は、稲本から大黒への縦パスというか、センタリングというか。その一本から生まれた得点。稲本はなんとか役目を果たせたというところではないでしょうか。
▼二点目は大黒をずっと見ていたDF田中から乾坤一擲のスルーパスから。ぼくは今回の試合では、このシーンが一番よかった。その前から大黒は何度もオフサイドを取られながら、相手最終ラインの裏を取ろうと走り回っていた。作戦だったのかもしれないが、守備陣もそれが目に入ってわかっていたはず。いつかかならずチャンスが来る。そう考えていたに違いない。狙って取れた得点だけにこれはよかった。
▼スタジアムに入れないのにスパチャラサイ競技場にいって声援を送っていたサポーターがいて、彼らは試合終了後ようやくスタジアムに入れたような感じだった。しかし、テレビを見ていても選手がそのサポーター達に手を振ったり、声援に応えるシーンは写らなかった。これがちょっと気になるところ。普通J1なんかだと、選手とサポーターが互いにエールを送りあうなんてことがあるのだけど。この日本代表はそういうことを制限されているのか。なかなかクールな対応。もう少し熱くなってくれてもいいんじゃない。
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