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重傷、井上康生

▼やっぱり、そうとうひどかったのだ。畳の上でうずくまり、しばらく動けなかった井上康生選手の状態は、ハタ目で見ていても尋常でなかったもの。静まりかえる武道館。それでも、果敢の攻めだ。その姿に武道館は湧いた。たぶんあの決勝戦。一本を決めるまでの短いあいだに、彼の怪我はもっとひどくなっていったに違いない。しかし、そのとき。もう後がない戦いだった。そこで傷ついても前に出るしかなかった。

▼時間がかかっても良い。いまは大事に治してほしい。来年の嘉納杯。また無類の強さで復帰してほしい。とにかく見ていて気持ちよい井上の柔道だ。見ているぼくたちを奮い立たせるものがある。その戦いを見ることのできる日を楽しみにしている。

▼4月の体重別選手権も楽しみにしていたが、ちょっと残念。100キロ超級には棟田選手が出場してくるだろうから、こちらの戦いも注目しよう。

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