やはり『真好味』である
▼東京に日帰り出張だったので、久々に『真好味』に行った。実は昨年11月に意気揚々と美味いラーメンを食べようと真好味詣でをおこなったら、長期休業(11月一杯)しており、どうしたもんだろうと思っていたのである。
▼ひょっとしたら親父さんが病気にでもなったのではなかろうか。ひょっとしたらそうではなくて、あの夫唱婦随級ににこやかにしているおかみさんがぎっくり腰にでもなったのではなかろうか。いや、実は娘だかバイトなのか不明の、カウンターの中でチャキチャキと注文をさばくあの丸顔お姉さんが結婚退職でもして、手が足りなくなってしまったのではなかろうか、とか、とにかくぼくはいろいろ心配していたのである。
▼ところがどうだ。そんなぼくの心配事などおかまいなしに、今日は営業しておりました真好味。お店のカウンター内にいる不動のメンバー3人も変わりなし。親父さん、おかみさん、丸顔お姉さん。実に実に普段通り。
▼で、ぼくはこれもいつものようにラーメン麺固めを注文。待っている間も期待に胸震えます。来ました。湯気がたまりません。落ち着いてまずはスープからいきましょう。ズズッ。…。…美味いです。これです。これでなくてはいけません。ちょっと味が落ちたように感じたのはいつのことか。本日のスープ、チャーシュー。ともに盤石です。安泰です。麺の縮れ方が安心感を呼びます。なぜかレンゲすらも愛おしく感じられます。
▼スープもすべて飲み干しました。ちょっと化学調味料が入っているような気もしなくはありませんが、なあに、そんな事は些細な問題です。うまけりゃいいのです。そこにあるのはただ満足感のみです。やはり、新春はここから始めるべきであったのです。ああ、来て良かった。で、再びぼくは仕事へと向かったのでありました。やれやれ。
| 固定リンク
« おみくじは「吉」 | トップページ | 武道館にて »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント